じみたがコピーした人

 私の元ネタですね。

 人それぞれいろいろなことをやってきてその時の演奏スタイルがあるわけです。またいろいろ聴いたりコピーしたりするから演奏スタイルも変わっていくのです。私はなぜこのようなスタイルなんでしょうか?私は今まで何をやってきたのでしょうか?・・・いや、たいしたことはやってません(^^)。

 私はそんなにコピーをしていません。してないほうだと思います。昔から自分勝手に弾くのが好きだった・・・。

 まあその中で何をコピーしてきたのかを書いてみました。


1.コピーした人

★ジミー・スミス

 私の場合はもともとジャズオルガンなので、まずジミー・スミスです。高校時代からコピーしていました。まだ真面目なころの高校時代ってのがよかったんです。ジャズ研で人間がクサってからだとコピーしてなかったかも・・・。
 ジミー・スミスは何曲か完コピしました。ブルーノート時代の古い演奏です。やはりブルースですね。まあオルガン奏者ならまずジミー・スミスでしょう。ジミー・スミスがダメという人はオルガンはやめるべきです。ジミー・スミスの場合はどの時代でもそんなに演奏スタイルは変わりませんので、どの演奏でも参考になると思います。

★マッコイ・タイナー

 大学1年の時に私はジャズ研のバンド会議で先輩たちに勝手にオルガンからピアノにさせられてしまいました。ここから私のジャズピアノが始まりました。
 このころ誰が好きだったかというと、マッコイ・タイナーでした。大学1年の時、ジャズ喫茶でジョン・コルトレーンのフリー・ジャズを聴いてしまった私はフリー・ジャズを聴き込んでしまい、結果マッコイ・タイナーフリークになってしまいました。
・Trident
Impressions
 マイルストーン時代のアルバムです。マッコイらしいモードの演奏です。アウトしてます。マッコイはペンタトニック奏法といわれるようにペンタトニック中心でそれがアウトするのが特徴です。
・The Real McCoy
Passion Dance
 これは名盤です。少しやりました。

 いあ〜、しかしマッコイのコピーはたいへんです。コピーしてみればわかりますが、なんであんなに変な風に指が動くんでしょう?キチガイです。長年コルトレーンと一緒に演奏していた成果でしょうね。やっぱりマッコイにしかできません。マッコイスタイルのピアニストもたくさんいますが、ああいうサウンドにはなっている人は誰もいません。ハンコックスタイルとかチックスタイルとかは結構サマになっている人はいますけどね。
 いくら聴いてもコピーしてもマッコイのフレーズは私から出てきませんでした。出来ないからといってマッコイっぽいことをやろうとすると、とてもダサいのです。ということで私はマッコイをあきらめてしまいました。

★チック・コリア

 大学時代、一時チックにハマったことがありました。ピアニストはチックにハマる人は多いんじゃないでしょうか。
 ある日チックの「Light As A Feather」を聴いてしまったのです。これ、初めて聴くとやはり感動しますよね。こんなさわやかなサウンドはなかなかありません。今となってはもう古い演奏ですが何度聴いても新鮮です。すばらしいアルバムです。もちろんカモメのジャケットで有名な「Retuen To Forever」のほうもいいです。
・Light As A Feather
500 Miles’High、Captain Marbel」、Spain
 「コンディミ」スケールはこれ以上のものはありません。よくここまで使いこなせるものです。「コンディミ」はもともと機械的な構造なために、ヘタすると機械的なフレーズになってしまう・・・要するにおもしろくないフレーズになってしまいます。チックは抜群にうまいです。
・Retuen To Forever
La Fiesta
 テーマはコピーしました。これはやったほうがいいと思います。キーがAってのがいいですね。

 私はコピーしてませんが、「Now He Sings, Now He Sobs」のブルース「Matrix」、これは参考になります。これもいつ聴いても新鮮です。

★オスカー・ピーターソン

 高校時代から好きだった唯一のピアニストです。
 あのですね・・・やめたほうがいいです、ピーターソンのコピーは(^^)。
 できるわけないじゃないですか、こんなの。だいたい13度(ドからラ!)もとどく巨大な手から出されるフレーズなんか日本人にはコピーできるわけがありません。

・JATPのライブ放映
Undecided、Alice In Wonderland
 ・・・やりました、少しばかり。1980年ぐらいにノーマン・グランツのJATPで来日したときの演奏がテレビで放映されたんですけど、それをたまたま録画してました。
・オスカー・ピーターソンの世界
Waltzing Is Hap
 もう1つは、これなんですがCDではなんというタイトルになっているんでしょうか?大学4年の時に組んだジャズ研のバンドのメンバーがやろうと言い出したのでのコピーしました。メチャメチャたいへんでした。というかやっぱり全部できなかった。

★ハービー・ハンコック

 ハービー・ハンコックが好きになった、というかわかるようになったのは大学の4年ぐらいの頃からです。それまでは全然おもしろくありませんでした。ハービーが何をやってるのかが全然わかりませんでした。しかし一度わかってしまえばハマッてしまいますね。
 私はハービーの完コピをしたことはありません。ちょっとしたフレーズばかりです。ハービーは参考にさせてもったものは多いです。
・Maiden Voyage
Maiden Voyage、The Eye Of The Hurricane
・Empyrean Isles
One Finger Snap
・Speak Like a Child
Riot、The Sorcerer
・The Herbie Hancock Trio (1977)
Milestones
・The Herbie Hancock Trio (1981)
Stablemates、Dolphin Dance、That Old Black Magic
・Herbie Hancock Quartet
Well, You Needn't、I Fall in Love Too Easily
・Third Plane / Ron Carter
Third Plane、Stella By Starlight、Dolphin Dance
・Blue Benson / George Benson
Billie's Bounce
・The Mad Hatter / Chick Corea
The Mad Hatter Rhapsody
・Seven Steps to Heaven / Miles Davis
Seven Steps to Heaven、Joshua
・My Funny Valentine / Miles Davis
My Funny Valentine、All of You、All Blues
・Miles In Tokyo / Miles Davis
If I Were A Bell
・E.S.P / Miles Davis
E.S.P
・In Berlin / Miles Davis
Autumn Leaves
・Miles Smiles
Orbits、Footprints、Gingerbread Boy
 ちょっと多すぎましたかね。
・Mt.Fuji Jazz Festival
It's Only Paper Moon、枯葉
 1980年代に開催されていたマウント富士ジャズフェスティバルでの演奏です。「It's Only Paper Moon」はビブラフォンのボビー・ハッチャーソンのグループの演奏で、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスというマイルス時代からのお友達メンバーです。変わったアレンジがされていて、イントロが「Star Eyes」で有名なアレで、コードも変えられています。枯葉は若手のベーシスト、ピーター・ワシントンとドラムのジョー・チェンバースとのトリオです。アウトしまくってます。とてもカッコいいアウトです。
 ハービーの場合は、コピーするんなら最初はやはり古い録音のほうがいいんじゃないでしょうか。

★ジョン・コルトレーン

Giant Stepsのソロです。高校の時にコピーしました。当然・・・全部はできませんでした。Giant Stepsのソロです。高校の時にコピーしました。当然・・・全部はできませんでした。

★エディー・ロックジョー・デイビス

テナーです。なんかこの人のフレーズ、私は好きなんですよね。

★フレディ・ハバード

トランペットですが、私はフレーズをいただきました。

2.参考にした人

 以下はコピーしたわけではありませんが、参考にした人です。

★レッド・ガーランド

 バップ系の人なら私はまずレッド・ガーランドをおすすめします。バド・パウエルやセロニアス・モンクよりもガーランドのほうがわかりやすいです。この人はフレーズがよくまとまっています。きれいです。それにどの演奏を聴いてもだいたい同じようなことをやっています。コピーしやすいと思います。バップのお手本です。コルトレーンと一緒に演奏しているものやその時代のものはどれもいいです。

★ウイントン・ケリー

 いいフレーズを弾きますね。よく「ころがるようなフレーズ」と表現されますが、そのとおりです。有名な「Wynton Kelly!」の枯葉なんかいいですね。あとトランペッターのブルー・ミッチェルの「Blue's Moods」の「I'll Close My Eyes」や「Scrapple from the Apple」もいいです。

★キース・ジャレット

 キース・ジャレットは、はっきりいってコピーしても意味がありません。この人は本当に即興でやっている人なので、変な風な言い方をするとフレーズに特徴がありません。なんでも出てきます。このフレーズがジャレットだ、というものがありません。私はジャレットの場合は「センス」を盗まなければ意味がないと思います。そういう意味でとても参考になります。

3.対象外の人(^^)

 以下は・・・コピー対象外の人です(^^)

★ミード・ルクス・ルイス、アルバート・アモンズ

 2人ともブギウギピアノの元祖というか巨匠です。両人の競演してるアルバムもあります。楽しいですよ、ブギウギピアノってのは。好きですが私はコピーはいたしません。

★アート・テイタム

 やれと言われても、やろうとしても、無理です。この人はいったいどうなっているんでしょうか?2人で弾いてます。手が4本ないと無理です。なんといってもクラシック界の巨匠中の巨匠、ホロビッツ様がテイタムのライブを見に行ったというぐらいですからね。あのオスカー・ピーターソンでさえ、テイタムがライブを見に来ると緊張したらしいです。これは無理です。

★セシル・テイラー

 テイラー先生、実はすごい人なんですよ。ちゃんとクラシック弾ける人なんですよ。しかもテイラー先生の演奏は実は譜面があるらしい。間近でライブを見た人がそう言ってました。何が書いてあるのかは知りませんが。テイラー先生のコピー・・・できるんでしょうか?

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