キーは F とします。
Am7 の部分です。
通常は Am7 ですが、名盤オスカー・ピーターソンの「We Get Request」でレイ・ブラウンが F で演奏しているのを指摘され、確かにそうで、推測での会話がありました。
Am7 は [A][B][A][C] の [B][C] の2回出てきます。
この2回目の[C]ですが、Fにすると、
F|Dm7|Bm7b5|E7
と進行が綺麗になります。
例えばベースラインも
F F/E|Dm7 Dm7/C|
だと綺麗になりますよね。
まあそれを拡大しすると [B] にも適用出来ます。メロディと合わないという事もないです。
実際他のレイ・ブラウンの音源でも [B][C] どちらも F というのがありました。
なので、レイ・ブラウンは最初からこの部分は F で考えていたのではないか、と思えて来ました。音楽的に考えての事でしょうね。
という事で、この曲のこの部分についてでした。