この曲は昔から色々とあったと思います、
A-B-A-C の [C] の4小節のコードも取り上げましたが、ついでにその後の2小節のコードも調べてみました。
キーはBbとします。
ここも色々ありそうです。Cm7 にするか C7 にするか、Gb7を入れるか、入れるならどこに入れるか、などです。
細かい事にこだわると大変面倒なので、私は(1)、またはその下に書いてあるテンションを付けたコードにしています。これも標準の1つだと思います。
一番有名であろうヘレン・メリルは(2)です。最初の Cm7 が原曲のメロディだとぶつかってしまいますので、歌のメロディを変えています。ですので本来このコードは標準にはならないはずだと思います。
旧リアルブックは私と同じでした。
iRealは(2)のヘレン・メリルのをずらしたようになっています。でもこれはずらしたのではなく、メロディと合わせたのですから、たぶん別物でしょうね。
黒本は(1)でした。
原曲に一番忠実であろう「スタンダードジャズのすべて」はというと(5)です。原曲も聴きましたが、まずメロディが2音めから1オクターブ下がっているんですね。コードも何となくこんな感じです。今、演奏されているのと違いますね。
これはやはり当時のミュージシャンが少しずつ変えていったんでしょうかね。