高樹レイ
名古屋ブルーノート
九州ツアー
横浜ジャズプロムナード

2004年10月2日(土)~10日(日)

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2004年10月2日(土)
<名古屋 ブルーノート>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b) 村上寛(ds)
※初共演:村上寛(ds)

2004年10月4日(月)
<宮崎県宮崎市 シークレット・ギグ>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b) 古地克成(ds)

2004年10月5日(火)
<宮崎県都城市 OLD EARTH>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b) 古地克成(ds)

2004年10月6日(水)
<熊本県熊本市 エスキーナ・コパ>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b)

2004年10月7日(木)
<山口県山口市 ポルシェ>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b)

2004年10月8日(金)
<福岡県福岡市 バックステージ>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b) 菅原高志(ds)

2004年10月9日(土)
<福岡県田川市 ブルーノート>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b)

2004年10月10日(日)
☆上京

<横浜ジャズプロムナード>
<横浜関内ホール(小ホール)>

高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b) 田鹿雅裕(ds)




2004年10月2日(土)
<名古屋 ブルーノート>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b) 村上寛(ds)

※初共演:村上寛(ds)

 この年3月の福岡ブルーノートに続き、名古屋ブルーノートに出演しました。またそれに付随して、九州ツアー、横浜ジャズプロムナードがありました。その時の記録です。

 朝8時台の新幹線で小倉から名古屋へ。12時前に着き、地下鉄に乗り換えて栄駅へ。バンドメンバーは直接店に集合で、入り時間には余裕で間に合います。栄駅から店までは徒歩です。ところが・・・

 出た改札が結果的に店と反対側だったのもありますが、その辺り一帯が地下街になっていて、どう行っていいのか全くわかりません。駅員に聞いて目的の出口の方へ歩きました。が、いくら歩いてもそれらしき出口はなく、迷ってしまいました。でも今ブルーノートの人に電話しても、自分がどこにいるのか説明出来ません。仕方ないので近くの店の人に聞き、地上の出口方面へ行きましたが、そこがデパートのようで、どの出口を出ていいのかわかりません。困ってしまい一番近くの出口を出てブルーノートの人に電話をしました。しかし私が今どこにいるのかが説明出来ません。ずーっと電話をしながら道端に見える物を説明して・・・やっとブルーノートの人と会えました。クソッ、余裕で着くはずだったのに(^^;)

 店に入るとレイさんと村上さんが来ていて、村上さんはドラムのセッティング中。とりあえず初めましての挨拶。私もレイさんも村上さんと一緒に演奏するのは初めてで、池田さんの紹介で御一緒できる事になったのです。私は20年近く前の学生時代に何度もライブで観ていて、とても素晴らしいと思っていたドラマーです。

 池田さんは入り時間からだいぶ経って店に到着しました。その理由は・・・私と同じでした(^^;)。駅から徒歩数分だろう、と踏んでいたのが間違いだったのです。私は荷物がほとんどなかったのでまだいいですが、池田さんは楽器がありますから、ベースを持ってあの地下街をずーっと歩いたとなると・・・御苦労様です。ちなみに村上さんは名古屋駅からタクシーで来たとの事。正解です(^^)

 15時ぐらいまでリハ。レイさん、私、池田さんの3人は、3月にツアー、7月に JZ Brat でライブをやっていて、重複する曲もかなりあったので割と楽でしたが、逆に村上さんが1人大変です。ほとんどの曲がアレンジされていて、全部初めてという事でかなり大変だったろうと思います。しかしさすがベテランの村上さん。次々と「そうそう!それ!」と、曲を一番良い方向に持って行くような演奏をやってくれます。このあたりが村上さんのキャリアとセンスの良さでしょうね。リハの時から「さすが!」と思わせる演奏でした。

 リハが終わってホテルへチェックイン。歩いて数分だったので楽でした。本番前までは自由行動です。私はベッドでゴロン。

 そしてライブです。全部で2ステージ。1ステージ目の1曲だけインストで、2ステージ目は全曲ヴォーカルでした。ベースの池田さんは相変わらずのパワーのある演奏。凄いです。後ろからガンガン来ます。初共演の村上さんは、リハでも素晴らしいと思いましたが、本番になると本領発揮でしょうね。学生時代に「いいなあ」と思ったとおりの演奏でした。当日リハを1回通しただけで、本番で完璧に全曲をやってしまうのは、やはり本物のプロでしょうね。素晴らしいです。私もいつも以上に頑張りました。というか、この2人ですから自然とそうなってしまいます。レイさんも、このバックですから、いつもに増して絶好調でした。お客さんで、名古屋のジャズ界のドンの内田先生、あと北九州の知人の定行さんも東京出張の帰りで観に来てくれました。

 ライブ終了。レイさんは知人たちと行動する事になり、他の人たちはライブハウス「ラブリー」へ行く事になりました。とりあえず私は定行さんと近くの中華料理屋へ行きビール。そして2人でタクシーでラブリーへ。ちょうどライブが終わった時で、店に入るとすでに村上さんが来ていました。私はラブリーは初めてで、村上さんにマスターを紹介していただきました。そして定行さんと奥の席へ行きビール。しばらくして池田さんも来て3人で飲みました。村上さんはずっとカウンターでマスターと飲んでました。しばらくすると、ヴォーカルのケイコ・リーさんがいらっしゃいました。全国的に活躍してますが、名古屋在住なんですね。

 ラブリーでの打ち上げが終わって、池田さん、定行さんとタクシーでホテルへ。定行さんが泊まったホテルは、私たちが泊まっていたホテルの割と近くでした。村上さんは翌日が早いと言っていましたが、まだ飲んでいました。私はこの後にツアーがありますから、あまり遅くまで飲めません。ホテルに戻って、この日は終わりです。

 翌朝、村上さんは東京でライブがあるとの事で先に帰りました。他の3人はホテルのチェックアウト12時まで滞在。そしてロビーで待ち合わせ。翌日からレイさんの九州ツアーが始まるのですが、一旦レイさんと池田さんは東京へ戻るとの事。私は北九州へ戻りますので、とりあえずここでお別れです。雨が降っていたので、私はタクシーで名古屋駅へ。そして新幹線で小倉へ。名古屋ブルーノート出演は無事に終了しました。

名古屋ブルーノート入口。

私(p) 池田芳夫(b) 村上寛(ds)
トリオ演奏。

私(p) 高樹レイ(vo) 池田芳夫(b) 村上寛(ds)

私(p) 高樹レイ(vo) 池田芳夫(b) 村上寛(ds)

高樹レイ(vo)

高樹レイ(vo)

私(p)

私(p)

池田芳夫(b)

池田芳夫(b)

村上寛(ds)

村上寛(ds)


2004年10月4日(月)
<宮崎県宮崎市 シークレット・ギグ>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b) 古地克成(ds)

 この日から九州ツアーです。

 朝10時半頃の電車で宮崎へ。特急を別府で乗り継いで、15時過ぎに宮崎駅に到着。時間がかなりあったので、駅にあったラーメン屋へ。そして店へ。雨が降っていたのと、店まではそれほど遠くなかったのでタクシーで行きました。

 店に着くと、マスターはまだ来ておらず、従業員2人がサウンドチェックをやっていました。しばらくしてマスターが来店。3月のツアーの時に都城で会っていて、「私の店にもぜひ来てください」と言われ、このライブが実現しました。

 レイさんと池田さんは飛行機で宮崎空港に16時頃着。古地くんが迎えに行き、車で店まで連れて来てくれました。17時頃に来店。古地くんとはなんだかんだ会っていて、それほど久しぶりではありませんでした。

 店内は木製の手作りのような感じ。生ピアノがなく電子ピアノでしたが、これが最高級のエレピ(^^)。ウン十万円もするエレピとの事で、音はとても良かったです。

 サウンドチェックとリハをやって、同じビル内の居酒屋が控室との事で、移動して休憩。宿泊は都城で2泊する事になっていたので、ホテルのチェックインはライブ終了後の深夜です。

 この控室として使わせてもらった居酒屋というのが本当に居酒屋で、営業時間と重なるためバンドメンバー用に角の場所に仕切りをしてもらったのですが、なぜか「お通し」が来た(^^)。「飲め」って事か?・・・いやいや(^^)。食事のみです。でも私は宮崎駅でラーメンを食べていたので何もいらないし、レイさんは羽田空港で買ってきたというシュウマイ弁当がありました。で、池田さんと古地くんがメニューにあった長崎皿うどんを1つずつ注文したのですが、これが巨大!1皿で2、3人前はあろうかというバリデカいやつ。仕方ないのでみんなで食べる事にしました。

 そしてライブ。エレピでしたが良いライブだったと思います。1曲ずつエレピのボリュームのつまみを回して音量調節をしなければならず、ちょっと大変でしたが(^^)

 終了後、店で打ち上げ。飲み物や料理を頂きました。最後、地元で歌っているという女性の方となぜかデュオをやる事に。Endlless Love。この曲、あるジャズバージョンで私は好きで、そのコードを覚えているという周到さ(^^)

 打ち上げが終わって、みんなで古地くんの車で都城のホテルへ。ホテルは多少場所が遠くても連続で取ったほうが楽です。約1時間ぐらいでした。で、その前に、翌日ライブをやる古地くんの店「OLD EARTH」に寄り、少しだけ酒を頂きました。そしてホテルへ行きチェックイン。この日は終了です。


2004年10月5日(火)
<宮崎県都城市 OLD EARTH>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b) 古地克成(ds)

 まず譜面問題が勃発(^^)

 昼頃、同じホテルに泊まっていたレイさんから電話。このツアーの最後の横浜で使う譜面の束をどこかに置き忘れたとの事。その譜面は一部この九州ツアーでも使う予定です。忘れたとなると場所は、昨日の店か、控室か、古地くんの車の中か、ホテルの前に寄った OLD EARTH か、ぐらいです。でも車の中で譜面を引っ張り出してはいないし、OLD EARTH ではちょっと飲んだだけだから、間違いなく昨日の店か控室のどちらかにあるはずです。それが店に電話してもないとの事。絶対におかしいです。で、手元には昨日使った譜面があるだけです。これでは毎日同じ曲しか出来ません。ところが運がいい事に、3月のツアーで使った譜面を私が全部持って来ているではないですか!用意周到なボクちん(^^)。その譜面をコピーして使う事になりました。譜面がない曲でも私がコードを覚えているものは書けばいいです。昼過ぎにレイさんと近くのコンビニへ。レイさんはせっせとコピー。そしてホテルへ。

 夕方、レイさんから電話があり、昨日の控室で譜面が見つかったと・・・やっぱり。どうやら居酒屋の店員が店長へ報告しなかったか何かで連絡不行き届きだったようです。さて譜面は見つかりましたが、これはツアー最後の横浜で使う譜面で、レイさんは受け取る手段がないので、このツアー中に一旦自宅へ帰る私の家に送ってもらう事にしました。これで譜面行方不明問題は一件落着しました。

 夕方、古地くんにホテルまで迎えに来てもらい、OLD EARTH に入ってサウンドチェック。店のピアノの事ですが、前もって古地くんから「低い方のピアノの弦がカビてますから」と言われていました。弦がカビてる、って何?(^^;)。弾いてみてわかりました。音がこもっているのです。ある音から下が全部こもっています。こりゃ確かにカビてるわ(^^)。いや、考えたらやっぱりおかしい。「カビてる」って何?(^^)

 お客さんもかなり入り、ライブ。ここは全体のサウンドが良くやりやすかったです。音が一体となっている感じがします。いくらPAが良くても、やっているほうがバラバラじゃどうしようもないです。箱の造りもあるでしょうが、とにかく良かったです。

 ライブが終わって、店で打ち上げ。3月のツアーの時にも来ていた名物女「なっちゃん」がまた来ていました。この子、3月の時に池田さんのファンになってしまい、その時に池田さんの愛称を勝手に付けてしまったのですが、今回も会うなり叫んでいました。

  「よっしー!!」

・・・あのですね、相手は日本のジャズベース界を支え続け、何十年にも渡って第一人者として君臨し続けている、日本が世界に誇る重鎮ジャズベーシストですよ。それを一言で片づけてしまうあなたは・・・エラい(^^)。しかも発音が少々違うことがわかりました。正しくは、

  「よっすぃー!!」

でした(^^)。他に、鹿児島の串木野にあるパラゴンのマスターがいらしていました。私は電話でしかお話した事がなかったのですが、わざわざこのライブを見に来ていただいたそうです。レイさんは古地家のネコ2匹と遊んで上機嫌。これほどデカいネコもなかなかいないと思います。クマみたいなネコです(^^)。あと、都城名物、
  「古地汁」
も頂きました。前回と中身が違っていましたが、何が入っているのかよくわかりません。でもうまかったです。

 打ち上げも進み、そろそろセッションが。古地くんがピアノを弾きます。次にベースを弾きます。ここで私が呼ばれ1曲演奏。次に古地くんの師匠というドラマーが呼ばれ、私も呼ばれ、池田さんも呼び出され、1曲演奏。

 打ち上げも終了。古地くんは店で忙しいので、お客さんにホテルまで送ってもらいました。この日はこれで終了です。

古地克成(p) 池田芳夫(b)
ピアノを弾く古地くんと、池田さん。


2004年10月6日(水)
<熊本県熊本市 エスキーナ・コパ>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b)

 ホテルのチェックアウトは延長してもらって12時。都城の駅までは徒歩数分。熊本へ。都城から熊本は結構面倒なのです。地図的に真っ直ぐ行ければいいのですが、線路がなく、いずれにせよグルっと回らなければなりません。ネットで調べた結果、鹿児島経由で行くのがベストのようです。鹿児島中央まで特急。そして新八代まで九州新幹線です。九州新幹線は初めて乗りましたが、その車内は・・・会社の応接室みたい(^^)。何ですか、あの座席は?木製の椅子ですよね?さすが新しい新幹線ともなれば座席も違うんですかね?新八代から熊本までは特急「リレーつばめ」。指定席を取っていたのですが、それとは別に喫茶店風な座席があり、誰も座ってなく、私たちは1駅だけだったのでそこへお邪魔。いい感じの席でしたが、ここは通常の指定席より高いんだろうか?

 熊本駅へ着いて、店の方がお出迎え。車で店まで連れて行ってもらいました。エスキーナ・コパは一度ヴォーカルの六角さんで出演した事があります。生音の響きが良く、店の雰囲気も良かった記憶があります。この日はすでに予約で一杯との事。かなり宣伝してくれたようで、ありがたいです。

 サウンドチェック。この店は生音の響きはいいのですが、ベースを店のアンプで鳴らすとなるとPAが必要で、音響の人も来ていたのですが、結構大変でした。というのは、店の造りが普通ではないのです。元々はレストランで、その造りとしては素晴らしいのですが、ライブを行なうとなると、どうしても音の問題が出てきます。2階もあり、中央から片側だけテーブル席で、反対側はカウンター席です。またベーシストの真横にも席があります。なので場所によって響きが違い、PAで全席に良い響きを出す事自体が不可能です。まあそれでも池田さんや音響の人に頑張ってもらい、なんとかなりました。

 ホテルへチェックイン。歩いて行ける距離でしたが、車で送ってもらいました。本番前まで自由行動。私はテレビを見ながら寝ます。

 そしてライブ。リハの大変さに比べれば本番は良かったでしょう。前年の11月に熊本で大森明さんのライブをやった時のお客さんが2名ほどいらっしゃっていました。

 終了後、店で打ち上げ、池田さんは知り合いが来ていて、そちらで打ち上げだったので、レイさんと私は別となりました。酒や料理を出して頂きました。

 ほどよく飲んだ後、ホテルへ。この日はこれで終了です。


2004年10月7日(木)
<山口県山口市 ポルシェ>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b)

 ホテルのチェックアウトは11時。熊本から山口へ移動です。熊本駅から博多駅までは特急。博多駅から新山口駅までは新幹線。そして新山口の駅までポルシェのママと、ポルシェの上にある店のマスターに迎えに来ていただきました。ママと久しぶりの挨拶。私はこの年の2月にヴォーカルの六角さんのライブで行って以来です。この時ママさんにとても良くしていただきました。レイさんは初めて、池田さんは長年お世話になっているそうです。

 店に入ると調律をやっていました。終わるまで休憩。池田さんの弟子というベースの方がいらっしゃって1曲飛び入りで演奏する事になりました。そしてサウンドチェック。PAの方がいらして衛星ラジオで放送するので録音をするとの事。これは頑張らないと。池田さんの弟子の方ともリハをやりましたが、なかなか素晴らしい演奏でした。

 リハが終わってホテルへ・・・いや、旅館へチェックイン。この日だけ旅館でした。場所が山口の湯田温泉ですから、旅館のほうが多いのかもしれません。本番までは休憩。休憩場所で2階の店を使わさせていただきました。

 ライブ。なかなかいい感じだったのではないでしょうか。池田さんの弟子の方も素晴らしい演奏でした。ママさんもかなり感動しておられた様子。良かったです。

 終わって、店で打ち上げ。ママさん特製の懐石料理風の食事を出していただきました。そして「またぜひ来てくださいね。」とお誘いいただきました。本当に良い店です。旅館へ戻って、この日は終了です。


2004年10月8日(金)
<福岡県福岡市 バックステージ>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b) 菅原高志(ds)

 10時に旅館のチェックアウト。この日から私だけ別行動。時間的に実家へ帰る事が出来るからです。この後2日間は私のホテル滞在はありません。

 雨が降っていたので、タクシーで湯田温泉の駅へ。旅館からすぐです。山口線で新山口駅へ。新幹線のこだまで小倉へ。ローカル線で黒崎へ。一旦実家へ帰りました。

 2時間ほど休憩し、高速バスで天神へ。歩いてバックステージへ。店に入るとドラムの菅原くんがセッテング中でした。その後すぐにレイさんと池田さんも来ました。

 サウンドチェックとリハ。この日は菅原くんが大変です。他の3人はある程度ツアーで出来上がっていますから、それに付いていくのは大変だろうと思います。ベテランならまだしも、彼はまだ20代。でもなかなかいい感じで演奏していました。

 ライブ。この日は諸事情でなかなかお客さんが来なかったのですが、21時ぐらいから少しずつ入り、長めの1ステージのみのステージをやる事となりました。知人では、定行さん、理科大ジャズ研後輩の松原、が来ていました。

 打ち上げ。定行さんが中洲のトロンボーンクラブに連れて行ってくれました。

 ほどよく飲んで解散。レイさんはホテルへ。私は定行さんの車で北九州方面へ。家まで送ってもらい、この日は終了です。


2004年10月9日(土)
<福岡県田川市 ブルーノート>
高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b)

 レイさんと池田さんは、雨が降っていたため、田川ブルーノートのマスターが博多のホテルまで迎えに行き、車で田川まで移動しました。私は夕方頃、定行さんが店まで送ってくれました。

 店に着いてサウンドチェックと軽くリハ。控室がないので店内で待つしかないのですが、マスターがステージの横を暗幕で仕切りをしてくれました。そして続々と客が。この日はちょうど田川ブルーノートの20周年で、マスターがそのイベントとしていて、お客さんをかなり呼んでいたようです。

 ライブ・・・の前にMCをやらされました(^^)。こんなところで私がヘタなMCをやってもしょうがないんですけどね。店の20周年だからマスターがしゃべればいいのですが、私に「やってほしい」と言われたのでやりました。一応私もMCをやらないと仕方ないところではやっているんですよ。かつてはジャムセッションの進行とかもやっていました。

 ライブ。私がめったにやらないMCをやってしまい、しかも池田さんをアゲアゲで紹介してしまったからでしょうか(^^)。最初からガンガン弾きまくっていました。さらに2ステージの1曲目は、このツアー中で初めてのベースソロ演奏。この店で池田さんは過去に2回ほどソロベースのライブをやっていたようで、それをマスターから聞いていたので、おそらくマスターは池田さんのソロベースを聴きたいだろうなあ、と思い、池田さんにお願いしたのです。池田さんはライブ中にソロ演奏を1曲やるとギャラが倍になるのですが(ウソです(^^;))、この日は快くソロを披露。素晴らしかったです。こういう調子ですから、もちろんレイさんの歌もノリノリ。九州ツアーの最後としては、お客さんも沢山で良かったです。

 それと、私の誕生日が10月10日で翌日だったのですが、翌日は大きなコンサートで個人的なバースデイイベントは出来ないため、この日にやる事に・・・前年に続きやってしまいました。自分の誕生日に自分で「ハッピーバースデー」を弾く(^^)

 打ち上げは、みんな翌朝早いので、店で軽く。バンドメンバー、定行さん、ケイコちゃん、池田さんのファンの方、マスター等と。20周年おめでとうございます。

 適当な時間で解散。レイさんと池田さんは近くのホテルへ。私は定行さんの車で送ってもらいました。この日はこれで終了です。

司会をするワタクシ。これは珍しいぞ(^^)

高樹レイ(vo)

池田芳夫(b) 高樹レイ(vo)

高樹レイ(vo) 私(p)

ケイコちゃん 高樹レイ(vo)

池田芳夫(b) ケイコちゃん

高樹レイ(vo) 定行洋(ds)


2004年10月10日(日)
☆上京

<横浜ジャズプロムナード>
<横浜関内ホール(小ホール)>

高樹レイ(vo) 久保田浩(p) 池田芳夫(b) 田鹿雅裕(ds)

 この前日ですが、関東地方は台風直撃でした。この日に飛行機が飛ぶかどうかも心配で、前日の北九州空港の東京行き最終便は欠航だったとの事。横浜ジャズプロムナードも前日からやっていましたが、残念ながらどこもお客さんが少なかったようです。それが10日になってなんとか大丈夫そうです。いや~、ほんと助かりました。天気だけはどうしようもないですからねぇ。

 10時過ぎに北九州空港で待ち合わせ。レイさんと池田さんは田川ブルーノートのマスターの車で空港へ送ってもらう事になっていました。私も空港へ向かい、そして2人と会い・・・ではなく、池田さんだけでした。レイさんはというと、空港内の食事処で「ステーキ丼」をお食事中だと。んまあ、朝っぱらからスーパーレディな事(^^)

 私が飛行機に乗ったのは何年ぶりでしょうか。会社の出張でシカゴへ行って以来ですから、十数年ぶりでしょう。

 11時半離陸。13時頃、無事に羽田空港へ。入り時間が14時10分だったので、ギリギリです。荷物を受け取って13時半。レイさんの関係者が車で空港まで来ていて、急いで乗って、関内ホールへ。

 なんとか時間に間に合いました。しばらくして田鹿さんが来ました。田鹿さんとは数ヶ月ぶり。5月の頭に北九州でイベントをやって以来です。演奏場所は関内ホール内の小ホール。小ホールといってもかなり大きいです。

 サウンドチェックとリハ、なのですが、前のバンドが押したため、サウンドチェックだけでリハが出来ませんでした。大変なのは田鹿さんです。リハもなく沢山のアレンジ曲だらけですが、大丈夫でしょうか?でも今さら曲を変えるわけにはいきません。口頭の打ち合わせだけで、本番一発勝負です。

 ライブは1ステージ1時間のみです。お客さんは最初からかなり入っていました。しかも途中からも増えて、最後のほうは立ち見までいたそうです。嬉しいですね。音も良く、演奏内容も良かったと思います。田鹿さん、さすがですねぇ。リハ無しで、譜面の説明をしただけなのに、完璧にこなしていました。素晴らしかったです。レイさん、池田さんとの演奏ツアーもこれで最後でしたが、最後にふさわしいコンサートでした。

 終わって、池田さんは別のイベントが入っていて、すぐそちらへ。しばらくレイさんと田鹿さんと私で弁当を食べながら歓談。

 その後、レイさんと関内ホールの大ホールでやっていた板橋文夫さんのコンサートを観に行く事にしました。そして田鹿さんとお別れです。

 この後については、気まぐれ日記の「じみた東京ツアー2004年10月」に書いてあります。

私(p) 高樹レイ(vo) 池田芳夫(b) 田鹿雅裕(ds)

私(p) 池田芳夫(b) 高樹レイ(vo) 田鹿雅裕(ds)

私(p) 高樹レイ(vo)

池田芳夫(b) 高樹レイ(vo)

田鹿雅裕(ds)




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