再燃3回目
2014年5月

 2003年7月、東京から北九州に帰り、それからは以前のあまりにひどかった大腸の病状の後遺症のようなものはあったものの、悪化する事はなく過ごしていました。

 が、帰郷して約11年後の事です。

 2014年5月の頭か、もう少し前だったか、腹具合が少しずつ悪くなっていきました。演奏活動しつつも、経験上、潰瘍性大腸炎が再燃したのではないか、と不安な日々を過ごしていました。酷くなるとまた悪魔のステロイドを飲まないといけないかもしれません。

 5月中旬過ぎ、状態が悪い日ですが何日か演奏を休みました。そして下旬、どうにも自分的には重症な感じがして、全面的に休業せざるを得なくなりました。

 6月11日、通常の通院の日でしたが、主治医に症状を伝えました。そして翌週に大腸カメラ検査を行なう事になりました。それと私から主治医にですが、薬をペンタサからアサコールへ変えてもらえないかを聞いてみたところ、変えてもらえました。安倍首相が同じ病気で、アサコールに変えて状態が良くなったのを知っていたからです。

 アサコールに変えてからですが、少しずつですが、病状が良くなりました。

 6月16日、大腸カメラ検査を行ないました。結果は軽症。自分的に症状は重症でしたが。私は以前のS字結腸から肛門の炎症がひどすぎて正常な状態には戻っておらず、そのため軽症でも重症のような症状になる、という事だと思います。入院も覚悟したのですが、通院で大丈夫になりました。

 その後は順調に快復。7月末まで休業する予定でしたが、通常セッションやライブ以外の7月の頭に入っていた演奏から少しずつ復帰、8月からはすべて再開しました。
(2020年9月掲載)